梅酒

asamyn2008-06-18

お友達からだんなさんの実家の庭からもいで来たという青梅の
お裾分けをいただいたので、梅酒を仕込みました。
これは仕込んで5時間後くらいの写真。
もう結構、氷砂糖溶けてます。
梅酒は前に1度だけ作ったことがあって、
思い返してみたら、もう10年くらい前のことでした。
それは生まれて初めて両親の元を離れて
相模原のボロい平屋の一軒家を友達とシェアして
借りて住んでいた頃のことです。
ちょっとした庭があって、そこに梅の木が植わっていました。
大学を卒業したばかりの頃です。
その頃は、ただ絵を描くことが楽しいだけでは
生活していくことができないことを思い知って
色々悩んで、進む方向を試行錯誤していた時期。
そんな時期にちょうど庭に立派な梅の実がたくさんなったので
少ないアルバイト代で大きな瓶と氷砂糖と
ホワイトリカーを買って来たのでした。
初めて自分で作った梅酒は、その夏の終わり頃から、
大事にちびちび飲んだ覚えがあります。
きょうは、久しぶりに手にしたそのとき使った瓶を消毒しながら、
そんなことを思い出しました。
あの頃、この先私はどうなるんだろう?なんて
漠然と不安に思っていたけれど、
思い描いた方向からそんなに逸れてはいないかなぁと思いました。
あれから、その後10年、それなりにやれてるんじゃないかな、なんて。


梅酒用の瓶とともに、梅干し用と思われる大きな瓶も、なぜか発見しました。
何でこんなのうちにあるんでしょう?不思議。