国立新美術館

asamyn2008-06-15

初めて国立新美術館に行って来ました。
すっごく広いんですね。そして、建物もいい感じでした。
ガラスの感じとか、何かいろいろ。
お亡くなりになられた黒川紀章さんの設計だそうです。
すごい方だったんだなぁと思った。
きょうは、国立新美術館ミュージアムショップ内で開催中の
「ミナ ペルホルン」の展示を見たくて行きました。
でも、思ってたよりも小規模な展示で物足りなかったので
ちょうど開催中だった、「アポリジニが生んだ天才画家
エミリー・ウングワレー展」も見て来ました。
アポリジニの伝統と文化を表現した抽象画です。
一見、どんな風景か心情なのかわからない
点描で表現されたキャンバスが、ずっと見てると
3D画みたいに、絵にすごい奥行きが見えてきて
ちょっと斜めから見てみると、同じ絵なのに、
また表情が変わって、ずいぶんおもしろかった。
この3D画的に見る見方は、抽象画を見るときの私流な見方です。
抽象画って、その絵が描かれた背景や心情を先に知ってから見ると、
なるほど〜と思うんだけど、何の知識もなく見ると、
「あっ、ここに踊る人が見える」とか
「ここに寝転がってる人が見える」とか、
キャンバスの中に何かの形探しをして、楽しんだりもします。
邪道な見方なんだろうけど。
そうやって、さんざん勝手に楽しみ、同時に作家の背景紹介の文章とか
ビデオとかを館内で見て、最終的に、
どんな展示だったのか理解します。
エミリー・ウングワレー展」良かったです。


その後、「ナンシー関」展も見たいと思って
渋谷に寄ったのですが、すごい混んでて…
パルコの6Fで開催されてたのだけど
何と6Fから3Fまで、入場待ちの行列が…!
断念して帰って来ました。残念。


写真は国立新美術館のまわりで満開だったあじさい。